本日の試合終了時点で交流戦結果がパ53勝セ30勝3引き分けとなり、パリーグの4年連続18度目の勝ち越しが決まりました。
かつて記事タイトルのように「人気のセ 実力のパ」と言われた時代がありました。人気のセはいわずもがなですね。阪神フィーバーで盛り上がった85年の観客動員数はセがダブルスコアでパを圧倒。パの動員とか水増しに水増しのうすい水割りみたいなもんですから、ダブルスコアすら怪しいものです…
じゃあ実力は? と聞かれるとオールスターの勝敗。こんなお遊び試合の対戦成績が圧倒してるのをもって、「パにはテレビには映らないけど実力のある選手がたくさんいる」とパリーグファンはよすがにして生きてたわけです。
正味の実力を比べるにはやはり日本シリーズの勝敗でしょう。というわけで日本シリーズ時代ごとの勝ち数。10年ごとで無機的に分けるのもありですが、プロ野球の歴史的にこのように分けるのがワシは一番しっくりします。
| 年 | セ | パ | セ通算 | パ通算 | |
| ①2リーグ発足 ~V9前年 | 50-64 | 8勝 | 7勝 | ||
| ②V9時代 | 65-73 | 9勝 | 0勝 | 17勝 | 7勝 |
| ③V9後 ~西武黄金前 | 74-81 | 4勝 | 4勝 | 21勝 | 11勝 |
| ④西武黄金期 (82-94広岡森政権) | 82-94 | 5勝 | 8勝 | 26勝 | 19勝 |
| ⑤リーグ再編騒動まで | 95-04 | 6勝 | 4勝 | 32勝 | 23勝 |
| ⑥オリ近合併 楽天誕生から | 05- | 6勝 | 15勝 | 38勝 | 38勝 |
①2リーグに分かれてから巨人V9が始まるまではほぼ拮抗していました
②V9で圧倒的に差が付きました。パリーグは挑めど挑めど惨敗を繰り返します
③V9後阪急黄金期を迎えますが、一方セも広島ヤクルトと新興勢力が出て五分
④西武は単体では8勝3敗と5つ借金を返しますが、リーグとしては3つ返済にとどまる
⑤この時代人気実力に圧倒的に差が付き始める
パが4つ勝ってるんですが
・シリーズに弱い監督から3勝(星野2落合1)
・イチローが「頑張ろう神戸」の追い風で巨人下す
セ6勝はいずれもパの惨敗で、とても拮抗してたとは思えない
ワシが見始めた時のシリーズ勝敗がパ11勝21敗で借金10
04年末がパ23勝32敗で借金9
まあ未来永劫この差は詰められない。それどころかこの先どんどん借金が増えていくとおもっていました。

そしてその時がやってまいります
「近鉄オリックス球団合併へ」04/6/11(日経新聞)
いやもう俺たちのパリーグは終わったと思いましたね。実力はまあ置いといて経営がひど過ぎて。当時の球場に行ってたらよーくわかります。
何せお客さんも少ないのに、チケットをまともに買ってみている人がまずいない。招待券をどこかで探して球場にやってくる。見つからないでじゃあ自分で買うか→FCで5割引。こんなものです。
球団が苦しいなら自分たちで助ける意識はないのか? まあパの親会社は日本を代表する大企業だし(とみんな思っていた) チケット収入がなければ飲食やグッズの収入は? そこらへんは球場の収入扱いで球団には入ってこない。 放映権? 巨人戦もないのに。
これはどう見てもビジネスモデルが破綻している。こんなのこれからも続けられるわけないでしょう。
ところが今も続いてるんですな。球団は赤字垂れ流しから利益を計上するようになり、球場もガラガラから満員。本来人気や経営と実力は別物ですがそこすら好転して、ついに日本シリーズの勝敗は五分になってしまった。
MLBに移籍して連日スポーツニュースをにぎわす日本人選手も大谷、山本、佐々木、吉田らパリーグ出身が多い。オールスターも通算勝敗いったん追いつかれたが、またリードを保つ。交流戦はもう言わずもがなですね。

すごいな、パリーグ、どうやったんだ

いや、普通のことをやったまでです
いや、その「普通のこと」をいろいろ語りたいのですが長くなるので今日はここまで
パリーグが今年も交流戦を勝ち越した良き日に…



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