水上、高崎と普通列車を乗り継いで埼玉県に入る。

いつもの如く赤茶けた粘土質の関東台地を行く。

鴻巣駅で下車。いたって普通の平凡な駅。

向かい側の駅名標でちょっと鴻巣のことがわかる。中山道7番目の宿場で、ひな人形が名産。

駅前もいたって普通のベッドタウンの趣。東京駅まではちょうど1時間くらい。ただ鴻巣、埼玉県内で唯一の施設があるのです。

免許センター。どんな人でも(特に新規取得)ここ鴻巣まできて試験を受けなければ免許を持つことはできない。県の免許センターはここ一か所。そこも考慮してなるべく県の中央に置いたと思うのだが、地理的な中心よりも、人口的な中心は県南部、西部あたりなんですね。それゆえ県民の間では「鴻巣=遠い」というイメージが定着。
ちなみに埼玉県民には「鴻巣」という地名は「免許センター」の代名詞となっています。例えば
「明日休み取って『鴻巣』いってくるわ」は
「明日休み取って鴻巣の免許センターいって免許の諸手続きしてくるわ」
という意味になります。

免許センターには鴻巣駅からバスで5分ほど。バス停のある駅前ロータリーにある一軒の建物
「ウルトラ教室」 なんだこれは? 何を教えているんだ? 問題集1,100円?

埼玉県民の間では昔から語り継がれている。
「どうしても学科試験に受からない場合、駅とセンターの間にある予備校を頼るべし。当日出題される問題とそっくりの問題を模擬試験として受験できる」

なんじゃそりゃあ
そんな学校ありかよー
そもそも学科も受からん奴が免許もつなー
それがあるんだわ。それがこのウルトラ教室。その問題集(+当日の自習料)が1,100円というわけ。この1,100円は学科受かるまで何度もここで「自習」できるとのこと。
昔の噂では、学科の問題パターンはせいぜい5種類くらいで当日朝に出題されるパターンが決まる。そのパターンがゴニョゴニョみたいなもっと違法なことを聞いていました。でもたかが1,100円×この狭い教室の受験数くらいの収入で警察幹部のクビが飛ぶような不正案件になるわけではないしなあ…
一応問題研究の成果で、本試験100問に対して500問くらいの予想問題を渡されるので、比較的近い問題がでるようになってるようです。なので合法(らしい)
なんか世の中の裏をちょっと知った気がします。新潟にはもちろんないですよね?

あとワシはこんな学校頼らずに一発で学科合格しましたからね
(今はもう多分受からん…)


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