多摩動物公園駅でいったん下車。その名の通り多摩動物公園の最寄り駅。東京都には上野動物園に加えてこちらにも動物園があっていいねえ…
本日休園日。さすがに野球の前にちょろっと動物園を見ようという気はさらさらなく
目的は京王の多摩動物公園駅に併設されている「京王れーるランド」で昔の車両をちょっと眺めてこようかなと思っていたが、こちらも動物園に合わせて休館日。しゃあないのでガラス越しに撮影だけしてまた次回のお楽しみ。
さてそれでは、また多摩センターに向かって再開。次の「中央・明星大学」がこのモノレールでの最高標高地。
その名の通り中央大学、明星大学の最寄り駅。モノレールの開設が2000年。一方中央大学の移転が1977年。それまでは先述の多摩動物公園駅から上り坂を延々10分以上登って通っていたわけで、これは学生もしんどかったろう。
手狭で老朽化した都心のキャンパスを、この先学生増を見越して郊外の広大な新キャンパスに移転する（移転費用はと新キャンパスの売却益で賄う）という計画は確かに先見の明もあったかもしれない。だが都心にとどまり高層ビル等に建て替えてリニューアルした大学の方が、今では人気を集めている。やっぱ大学生なんだから遊び場も近くに欲しいよねってところ。
中央・明星大学を頂点に山を下り、モノレールはビル街に入る。多摩ニュータウンの中心・多摩センターに入る。
多摩センターは歩道橋、ペデストリアンデッキをさらに越えた人工地盤を地上に設置、完全に車と人の移動を分離している。駅前の中央通りはダラダラとゆるい坂道を上り、最後に階段を登って「パルテノン多摩」にたどり着く。
これを当時は未来都市ととらえたのか。それとも無機的、人工的、歴史がないと否定的にとらえたのか。
ワシも規模こそ格段に小さいがニュータウン育ちなので、ニュータウンの成り立ちや歴史、文化、生活様式などにすごく興味がある。個人的には街の成長と自分の成長を重ね合わることができ、街のしがらみ的なものが一切なかったのがよかったとは思っていますが。
多摩センターといえばピューロランド最寄りのサンリオの街。駅の柱や案内板までサンリオ一色。巨人もちょっとだけお邪魔してますみたいな感じ。
多摩センターからの延伸目標は明確で町田駅。立川多摩センターをつなげた効果は絶大で、この先町田までつながるとさらに多摩エリアの交通は格段に改善されると思われる。
この間の経路は未定だが、一番モノレールを渇望していると思われるのがサッカーの町田ゼルビア。ホームスタジアムの町田GIONスタジアムは鉄道駅から遠く、シャトルバスと路線バス頼り。ここにモノレールが通ってくればなあ… とクラブもサポーターも願いが一致する。
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