多摩さんぽ #2 多摩都市モノレール(立川~上北台)

武蔵境から中央線で立川に。立川から多摩都市モノレールに乗り換え。東京西部の南北交通網があまり充実していない点を改善すべく建設された路線である。

駅前には伊勢丹、高島屋SC、ヤマダ、ビックカメラなどが隣接している。よく八王子と立川が比較されがちだが、駅前商業の発展度という点では立川の方がって感じですかね(それ以外にも行政やら産業やら教育やらいろんな観点もありますが)

JRの線路を越えていく形で路線が建設されており、うまくJR駅と連絡できなかった。それぞれ南口に「立川南」、北口に「立川北」駅を設けて、両側の利用者に利便を図っている。

ビル街をすり抜けてモノレールが到着。とりあえず北側の終点上北台を目指す。モノレールは当たり前だが、全線高架で視界を遮るものもなく乗っててとても楽しい乗り物。

道路の中央部を高架の線路にしてスイスイと走ってすれ違い。バスと違って信号でいちいち止まらなくて済むのが最大のメリット。

「立飛(たちひ)」駅。立飛とは何ぞや? と思われるかもしれません。戦前の軍用機メーカー「立川飛行機」が、戦後「立飛企業(現立飛HD)」となり、その広大な敷地跡にショッピングモールやアリーナが立っている。

bリーグ創設時にはアルバルク東京のホームアリーナだったが、有明のトヨタアリーナ東京に移転。現在はB3の立川ダイスのホームアリーナとなっている。お隣八王子にもB3の八王子ビートレインズが活動しており、この立川vs八王子という対戦はなかなか面白そう(Jでもこの都市で2クラブ成り立つのは難しいだろうが。bの下部リーグだとなりたつのか) 一度都合さえあればいってみたい。

途中玉川上水で西武拝島線と交差し、終点上北台に。ここまでほぼ住宅が密集していたが、終点近くでやや畑もポツポツとみられるようになった。5.4キロで所要13分。これは圧倒的に早いのでは。バスだと朝夕は30分でもたどり着けるかどうか。

この先の延伸計画はまず鉄道のない市・武蔵村山(志村けんの出身地・東村山と紛らわしい)を経由して瑞穂町箱根ヶ崎に至るルート。こちらはもう路線の免許もおり、後は作るだけの状態。

もう一つはこのまま北上して、西武球場前さらに北上して西武池袋線・小手指に至るルート。現在でも野球開催日の土日に臨時バスが出ている。この路線が実現すれば中央線からベルーナドームのアクセスがぐっと良くなり、集客面でメリットが出てくるが、まだ夢物語の段階。

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