年に一度の南魚沼市大原運動公園野球場(ベースボール・マガジン社がネーミングライツを取得してベーマガスタジアム)でのオイシックス戦開催。地方球場あるあるで公共交通だとなかなか行きづらい。
地元のバス会社・南越後観光バスのサイトによると、一日3本。越後湯沢駅から六日町行きのバスに乗り「万条新田」バス停で下車。そのまま坂道を登っていけば球場着。野球観戦に適したバスの便はかろうじて湯沢駅前11:07→11:23万条新田というのがあるが、帰りは18:15までない。これだったら石打駅まで歩いた方が速そう。(※これはダイヤが変わると死活問題なので、行く前に最新情報の確認をお勧めします。)

地図を見る限り距離4キロはなさそうなので、歩けなくないこともない? とりあえずなんとかならあ… と無謀にも出かけてみることにした。

魚沼の美しい田んぼと山並みを眺めながら普通列車は行く。

越後湯沢の一つ前、石打で下車。右隣の線路が撤去された廃ホームは、かつてスキー列車が華やかだったころ臨時列車が頻繁に発着していた名残。

駅舎も待合スペースが広く、臨時改札口も残ってたりして、かつてはこうやって在来線でスキーに出かけていたんだろうなあ… と当時に思いをはせる。今やスキーのアクセスはほとんどクルマ。鉄道利用としても新幹線で越後湯沢下車。そこからはスキー場行きのシャトルバス、というご時世である。

駅向かいの元お土産、食堂、駅弁屋。駅弁は越後湯沢駅で売る形でいまだ営業継続中とのこと。
駅前集落をぐるっと回りこんで国道17号へ。国道沿いのコンビニで飲み物を調達。魚野川にかかる橋をトボトボとあるいていると、ここで救世主登場。通りかかった知り合いの方に車で拾っていただく。まだ半分も行っておらず、この灼熱の暑さの中、地獄に仏とはまさにこのこと。
帰りも帰りで観戦仲間の車に乗せていただいた。石打駅だとちょっと逆方向になるので17号をそのまま下って、浦佐駅まで送っていただく。
結論としてはまあ歩けなくもないだろうけど、この暑さだし強情張らずに甘えられるところは甘えていいのではないかなと…
コメント
私、昨年東京から青春18切符で行きました
石打から歩きましたが距離的には鎌ヶ谷駅ファイターズスタジアムくらいだから歩けましたが試合途中で猛烈な雷雨に遭いコールドゲームで敗戦
帰りも雷の中歩いていたら見ず知らずの地元の方が「どこまで行くの?乗りな」と車に乗せてくれました
びしょ濡れなんでシート濡れちゃいますし、と断ったのですが「そんなことは気にしないでいい」と新潟の方の人情は忘れられません
石打駅まで送ってもらったのですが豪雨で在来線ストップ
夜になってやっと動いたものの新幹線使わないと最終に間に合わない時間になりやむなく追加料金を払い越後湯沢-高崎だけ新幹線を使いなんとかその日のうちに帰宅
とかなり大変な目にあったのも今となると良い思い出です
コメントありがとうございます。
そうですか、なかなかすごい遠征でしたね。
でもそういう時の方がかえって記憶に残る遠征になるんですよね。
鎌ヶ谷は歩けば確かにそのくらいの距離ですね。
自分も十何年も前出来たばっかりでシャトルバスすらなかったころ、雑木林の中歩いたことあるなあ… と遠い記憶を呼び起こしました。