昭和のプロ野球的にはイースタン本拠地といえば河川敷、ウエスタン本拠地といえば親子ゲームというイメージがある。ヤクルトのほかにも巨人、日本ハムが多摩川の河川敷グラウンドを本拠地としてゲームを行っていた(そのほかに大洋も武蔵小杉にグラウンドを構えていたがこれは土手の外側にあったらしい)
一方のウエスタンは一軍公式戦の開催日に(一軍本拠地球場で)一軍二軍のダブルヘッダーを行う。通常のダブルヘッダー(第一試合と第二試合の合間は30分程度)と違って間に一軍の練習が挟まるので、二軍の試合開始は10時とか11時。それも試合展開によって一軍の練習開始時間に差しさわりが出てくると容赦なく時間で打ち切り。
これはこれで一二軍親子出場する選手は移動時間を考慮しないでフルに試合に出れるし、一軍監督が熱心だと二軍試合もしっかり見て現状把握しやすいというメリットはあったらしい。
当然こんな球場、試合形態じゃ興行たり得ないわけだが、その古き良きファームの名残を残しているヤクルト戸田球場にオイシックスの応援を兼ねて出かけてきた。

公共交通でのアクセスは武蔵浦和からバス「下笹目」行きに乗車。休日昼間でもほぼ10分間隔で出ているのでまあ時刻表はいらないかなと。

「彩湖・道満グリーンパーク入口」で下車。ただ一個前の「美谷本小学校入口」で降りるヤクルトファンも多し。はてこれはどうしたことかと思ったら、「彩湖…」バス停は経路がちょっとだけ戻る格好になるのね。いずれにせよこの先の石段を登って土手に上がる。

陸上トラック付きのラグビーグラウンドの先に野球場が見える。ヤクルト本社はスワローズの他に陸上部とラグビーチームも所有しているので、ここがヤクルトタウンみたいになっているわけです。ただラグビーは戸田近隣に本拠地になりうる競技場はなく、県内でも立派な施設を持つ熊谷は群馬から出てきたパナソニック(旧サンヨー)に取られた。なので関東近郊を転々として試合をしている。
注意点は土手から無料で観戦したい場合はこのまま土手を進む、有料観覧席のチケットを所持してる場合は土手から河川敷内にもう一回おりて矢印のあたりに向かう。

土手道をぶらり~

何となく登校中の生徒やランニング中の金髪美人女性と挨拶を交わしたり、とんできたサッカーボールを蹴り返したりなりません?
暮れなずむ街の~♪ 僕は死にましぇーん

歩いていくと球場が見えてきた。隣には内野フィールドのサブグラウンドもある
(次回に続く)
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