チームスポーツで個別グッズを展開する際、なんといっても難しいのは売上予測~在庫管理だろう。売れ行きを甘く見積もると在庫になるし、逆に厳しめにするとすぐ欠品。じゃあ受注にすればといっても1000円ぽっちの小物を受注にして送料かけてまで…という考えもあろうし、シークレットで混ぜて売っちゃえというのも、あまりにお目当てが出ないとこれまた不満の種になる。
そんな不満要望の一つの解になるであろう、グッズ(背番号キーホルダー)製造マシン『ユニパッチン』がこの度オイシックス球団に導入された。さっそく作りにいこうか…

西武ドームのユニパッチン筐体。

オイシックスのユニパッチン筐体。お、だいぶ機能を絞って簡素化されてるね。
まずお金を入れて、お釣りを出す(当然ながら筐体内部でお金を管理する)機構がない。
次に選んだサイズのプラスチックケースが出てくる機構も省略。この辺を全部レジで済ますことで、筐体の価格を抑えて、気軽に導入できるようになったわけですね。
これただの無在庫グッズ製造マシンとしてとらえてしまうと、結局(ファン数×一人当たり推し選手数)で頭打ちになってしまうが、むしろこの先どんなストーリーでファンに利用してもらうかがカギになるのかなと思う。
在籍選手やアルファくん(球団マスコット)の背番号&ネームはもちろん、オリジナルの背番号&ネームでの作成も可能です。大好きな選手のユニフォームキーホルダーを作って推し活をさらに楽しんだり、大切な人の誕生日と名前を入れてプレゼントしたり、試合観戦の記念として来場日と自分の名前を入れたり、ユニパッチンの楽しみ方は無限大!ぜひ球場グッズストアにてお買い求めください!(公式リリースより)

例えばNGT48ファンの方が、この間球場に来たメンバーのこれを再現しようというSNSを見かけた。なかなか面白いんじゃないですか。メンバーと会話する機会があれば、キーホルダーをきっかけに話も弾みそうだし。あるいはこの6人に限らず、なんか本人に意味のある数字があれば他のメンバーでも作れそう。
あるいは選手にちょっと小さめだけど細い油性ペンでサインを入れてもらってケースで挟み込む。昨年の色紙キーホルダーに比べるとサイン面が表に出ないので、文字が消えずに永久保存できる。
リリースの通り、なんとでもできる自由度の高いマシンなのでどんどん使っていきましょう。個人的にはとりあえず昨年のユニフォームも選択可能とかかなあ… なんならBCL時代もどんどんさかのぼって…

とりあえずワシが作ったのはホーム#8 藤原選手 ビジター #11 上村投手
コメント