3回目は投手編です。ちょろっとだけ守備(野手)も触れます。
25チーム投手成績

24チーム投手成績

投手力は24年よりも明らかに改善が見られた。特に四球が100個以上減って、失点も60点近く減り、結果防御率も0.4近くよくなった。昨年の四球数は8球団中で群を抜いており、四球四球で間延びした試合も多かったが、今年はかなり改善されたのではないか。
一方奪三振716は昨年とあまり変わらずリーグ最少。要するに打たせて取るピッチング。ここに失策数125.リーグワースト2位の守備力がバックに控えていると、一つのエラーからあっという間に大量失点。試合が壊れることもままあり、失点-自責点の差が100を超えているのはDeNAとオイシックスだけ。DeNAはそれでも奪三振はリーグトップで、エラーされても投手が自力で何とかすることもできようが、うちはなかなかそこまでは至らなかった。

個別で見て行くと、まず先発陣。
能登と薮田はほぼ一年間先発で廻り(能登は8月お休み)、牧野は後半戦から救援転向。笠原は中盤救援に廻っていたものの後半戦から先発に復帰して好投。規定回数クリアした4人で、常に3枚先発陣がいた状況。
これに小林珠、高田、安城がいい時は先発、悪い時は救援で出る準先発。さらに大卒ルーキー今井、山下、19歳ルーキー高野らが谷間に先発していた。能登牧野薮田と抜ける投手は多いものの今オフの成長に期待したい。
救援陣はどの投手も好不調があり、不調時にドカンとやられてしまったので数字的にはあまり見られたもんではない。また開幕時の構想とは大いにメンバーが変わったものの、やりくりしながら最終的には勝ちパターン、ちょい負け、大差負けの3パターンくらいで投手リレーが整備されたのはさすが投手出身の勝さんだなと感心。(24橋上政権ではとにかく中盤を下川か西村かに収束してたような気がします)
ここから先が意外と長くなります。いわば余剰メンバー問題。
試合に出れる出場メンバー数、投手はどこで先が引けるか。伊禮まではまあ入るとして、山下は。本当は先発の一角に食い込みたかったというのが本人の目標だったろうから、伊禮までかなあ… もちろんここの線引きが何にどうするわけでもないので。伊禮までだと18人。前半戦のエスコバーと後半戦の宮里で実質一人分の救援投手みたいな合わせ技も考えると17~18人といったところか。
これも昨年と比較すると、昨年は特に線引きとか数勘定とかしてませんでしたが、鈴木までの17人かなあ… これも経験則で野手同様18人前後が試合に出れるメンバーと言えるのかな。
野手も投手も18人ずつで36名。一方球団が契約する選手は48名前後で10人ほどは試合出場の機会に恵まれないということになる、というのがこの二年でわかりました。(そもそも遠征の帯同メンバーは30名程度で、ホームのベンチ入りがだいたい37人なのでその辺に落ち着くのが妥当なのでしょう。)
Bチームとして練習試合が組めるのは二軍公式戦の合間を見て月一程度。対戦相手は周囲のBCリーグ球団か大学生。レベルも拮抗してるとはいえず、これやって意味あるの? みたいな試合もありました(一方で大学生に負けたり)
その辺巨人三軍は恵まれていてメンバーがいるのはもちろん、自前の三軍用になったジャイアンツ球場を持ち、遠征も併用して多くの試合をこなしている。

巨人三軍7月の日程。この月は独立社会人NPB三軍中心の試合だが、翌月は大学生との試合中心。
じゃあBチーム戦をもっと組めるように契約選手をもっと増やそう、という方針はワシはあまり賛成しません。財政事情もあるだろうし、オイシックスの一軍化がもしかすると見えてきて上に増やすならありかなと思います。
この層の選手に対しては残酷ではありますが、こういう世界だし仕方ないかなあ… せめて
・事前説明でベンチ外だとBチームとしての試合はほぼなく実戦経験が積めないこと
・退団、他球団(独立想定)への移籍は本人申し出で柔軟に認めること
・できれは独立とのレンタル移籍制度とか
ここら辺のケアができればくらいしか自分の中では思いつきません。



コメント
試合に出れないのはやはり実力不足で実践で出せないか体力が怪しいかのどちらかになるのでしょう。
体力なら徹底的に練習に耐えられる体力作りに徹するのも手でしょう。
特に高卒新卒選手はここでしっかり体作りさせたいところですが、球団においしいご飯を食べさせる力があるのか、で決まっちゃうんでしょうね。
難しいですね。
あとは戦力配置的にエアポケットに入ってしまう選手とかですかね。
捕手は故障考えて4名は確保すべきですが、三番手と四番手で差がついちゃうケース。
昨年は3人登録で(開幕前に一人辞めた)実質二番手として起用されてた片野がほぼ出番なく退団してしまいました。
総合力で中澤、守備で片山、打力で山田和というのはわかるのですが、そこまで出番減るかあって感じで