25/7/29(火) オイシックス○7-6ロッテ(エコスタ) 激闘制し今季ロッテ戦初勝利

試合前に能登投手6月月間MVP、知念選手フレッシュオールスターMVPのW表彰セレモニー(正確には能登投手はこの場が連盟からの表彰式。知念選手は当日の試合後に表彰されたので、この場は球団から改めてお祝いされるのとファンへの報告といった形)

初回、ロッテに出塁を許すも併殺で切り抜けてくる。その裏、藤原、高山の連打で一死一三塁のチャンスから知念があっさり犠飛を打ち上げて先制。この先いたって普通の試合展開が繰り広げられるかと思ったが…(ブログもここ新潟の地で仕事を終えて球場に駆け付け、走者一塁の内野ゴロで「よし、ダブれッ」とつぶやける幸せ、みたいな方向性で書こうかなとこの時点では思っていました)

3回表に山口の3ランなどで4点を失い逆転されるが、その裏我らがオイシックスも、岸川、浅井の連打で無死二三塁。内野ゴロ2つで着実に2点返し1点差に迫る。失点後すぐの反撃で、今日もロッテにやられるかというムードがまだいけるかも、となったのが大きかった。

4回も二死二三塁から暴投、藤原のタイムリーで逆転。5回に再逆転されるも6回裏、二死三塁から浅井の同点タイムリー、さらに二死満塁から知念の二遊間を破る逆転タイムリーで7-6、三度の勝ち越しに成功する。あとは後半戦の勝ちパターン牧野‐目黒-上村で逃げ切るだけだったのですが、今日の本番はここからだったのです。

7回表は牧野。アウトは取りつつも安打も浴びて二死一二塁。ここは1番藤田をセカンドゴロに打ち取ってしのぐ。

8回表は目黒。先頭松石を三振に切って取り順調な入りかと思ったが、3番谷村にライト前。続く4番山口。今日は3ランを含む2安打4打点。「いや、ここが絶対に本日の山だろ。これ打ち取れば絶対勝てるよ」という期待も、山口の強烈な打球が三塁のグラブを弾き内野安打。5番茶谷もセンター前。本塁突入は自重。一死満塁と絶体絶命の危機。

しかし目黒はあわてることなく、6番大下は三塁頭上にポップフライ(遊飛) 7番柿沼にも3-1まで行ってしまうが、そこからファウル二つ。結局柿沼の打球はレフト上空に上がるも伸びず、どうやら大川の守備範囲。守備範囲で構えたのはいいものの、そこから打球が落ちてこない落ちてこない。いや普通のレフトフライなんですが、そのくらい感覚としては捕球するまで時間がかかった。最大のピンチを切り抜け爆発するスタンド。

7,8回とこれだけピンチを切り抜けて9回は打順も8番からだし、ロッテの上位打線は全員スタメンから退いてるし、すんなり終わらせてくれそうなものだが、そうは問屋が卸さない。守護神上村から8番マーティンがレフト線に。同点の走者がそれも無死で二塁に出ちゃった。後続送って一死三塁。打者は1番藤田。前進守備だからただの内野ゴロじゃ帰ってこれないよなあ… と一縷の望みに託す。

上村はストライク先行で藤田を空振り三振。ようやくあと一人まで来ました。2番松石。いい感じの打球は右中間に飛ぶ。一瞬ヒヤリとしたがライト坂口が必死にランニングキャッチで好捕。7-6で何とか逃げ切りに成功。

これほどまでしんどい試合を制して、ロッテ戦9試合目にして初勝利。チームは4割復帰。昼にヤクルトが敗れているので8.5ゲーム差。M38。

しろねこ
しろねこ

周囲からは「ひやひやドキドキする試合」とか「心臓に悪い見てられない試合」という評が多く上がっていたが、ワシは先制中押しダメ押しで左団扇みたいな展開より、こういう緊迫した試合見られるならいくらでも大歓迎だなあ。マゾか笑


ちょっとだけ真面目に分析すると勝因は「3回の2点」と「4回南波、6回鈴木の投入。そして好投」だろう。3回の反撃はすでに述べた。今日は先発高田を3回で諦め早めの投手リレー。南波は4回を4球で切り抜け、反撃の呼び水に。逆転後の5回は勝利投手を意識したか崩れてしまったが、ここも西村との継投で最少失点差で食い止めた。鈴木も3人走者を出したがゼロで抑え、その裏の反撃につなげた。

牧野、目黒、上村もそれぞれ自己の持ち球速ぐらいのスピードは出ており、調子が悪かったわけでもない。これはロッテの打者が振れてるのかな。

今年は先発がかなり痛手を食らって降板、二番手もさらにやられ致命傷を負ってそのまま敗戦、という試合をよく見てきたが今日は早め早めの継投がズバリ当たった。これ仮に6回にひっくり返ってなくても、7回表から小林慶、さらに1点差のままなら8回か9回の頭から牧野で逆転を狙っていただろう。

しろねこ
しろねこ

それにしても後半戦開幕から3試合こんな試合ばっかりです。試合時間もおのずから長くなる。果たして残り2か月こんな試合ばっかりだったらカラダ持つかのう…

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