一か月間雨がなかった新潟にようやく雨が。降ってくれるのはありがたいが、この広島三連戦ずっと雨予報。広島とて交通費と宿泊費をかけて新潟までやってきて2つ3つ中止じゃ、そりゃやってられんわな。さて試合は開催されるのか。
とりあえず初戦は昼間市内でも強く降った時間帯はあったが何とか開催にこぎつけた

始球式は新潟アルビレックスBBの五十嵐圭選手兼社長補佐・強化部長補佐。言わずと知れた新潟出身のスター選手だが、この先は編成周りから指導者方向に進むのか、営業周りから経営方面に進むのか。

試合前のグラウンドでは背番号47がアップ。お、今日の先発は笠原か?
笠原は7/3日ハム戦以来ほぼ一か月ぶりの登板。先発となると6/11ソフトバンク戦以来。今年の笠原は春先は好調で好投すれど勝ち星がつかず、という登板が多かった。5月に入ると一転、5回持たずに降板することが多くなり、先述の6/11を境に救援に廻っている。この投手起用が厳しくなる夏場に先発として戻ってきた。期待しよう。
笠原は絶好の立ち上がり。特に緩急の差、チェンジアップ後にストレートの投球が効果的で、2回までに4つ三振を取る。
打線も初回連続四球、高山がセンター前に落としていきなり無死満塁のビッグチャンス。知念内野ゴロの間に先制。3回は二死走者なしから四球四球、知念がライトへタイムリー二塁打。4回も二死から漆原四球。けん制に釣り出されたが二塁に生き、藤原がライト線にポテンと落として3点目。初回のビッグチャンスはもっと大量点が欲しかった半面、3,4回は逆に二死からの四球をきっちり得点に結びつけた。
さあ、後はまず試合成立。笠原は淡々と好投を続け、4回に連打で走者を出すも後続を断つ。5回も二死から長短打で1点を失うも、最少失点で切り抜けてくる。後攻のオイシックスがリードしているので、これで試合成立。

ここから雨が激しくなり、6回終了で一時中断。グラウンドにはシートが掛けられる。とりあえず30分ほどで雨雲は抜けるからそれまで待つのかな。中断時間中にNPBでもよくある応援のお遊びをしたりして再開を待つ。
再開後はあまり試合動かず、鈴木‐牧野-目黒-上村の継投でカープの反撃を断ち、3-1で勝利。後半戦調子いいっすね。6勝2敗。Mは一つ減って32。
今日は何といっても笠原の好投。改めて今日のような緩急は生命線だと再確認したのではないか。先発陣もこれで一枚増えた。夏場は無理に全員中6日で廻す必要もなく、人によっては中7日以上、あるいは試合少ない週では第一先発、第二先発的な発想で二人で5回投げ切る的な起用もありかもしれません。
もう一つは鈴木の好投。後半戦好投続きでついにホールドを記録。もう勝ちパターンでも行ける投手になってきました。これで8/6から合流する宮里が実力をいかんなく発揮すれば、「牧野目黒上村が3連投で投げる投手が~」みたいな悩みはなくなるかもしれません。
(追記)雨天中断中に球場内で流れた、雨にちなんだBGM(森高千里「雨、八代亜紀「雨の慕情」、ドリカム「晴れたらいいね」など)がよかったですね。メジャーではこういうのをオルガンでやるらしいです。BGMは普段の開場からスタメン発表の間でも、いつもの曲を色々変えて遊んでみるのもいいかもしれません。
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