
昨年の惨敗から一転、開幕から健闘していた西武だったがここにきて息切れ気味。月曜日の敗戦でちょうど貯金も尽きた。

昨年も惨敗だ惨敗だ言われてたけどなんだかんだ後半盛り返して49勝81敗3分 .350
これ以上ひどい勝率のチームも何度も見てきたし… ただ打線だけは有史に残る悲惨さだったと思う
まだあきらめるのは早いと思うのだが、チームに反発力がまだあるかは一つのポイントかと思う。
初回、二死一塁からの4連打でいきなり3点を失う。石井のタイムリーで1点を失うところまでは想定内だったが、続く6番野村の詰まった当たりがフラフラとセンター前に落ち、さらに2失点したのが痛い。その裏西武も1死満塁と反撃機を得たが得点できず。二死満塁で村田の一打はライト後方を襲ったが、ライト万波が好捕。うーん、この初回の攻防で今日の流れは決まってしまったか…

本日のライオンズメモリアルは月曜の東京ドームでもゲスト来場した中島裕之。何度もいうが中島裕之(西武とオリックス初期)と中島宏之(オリックス後期、巨人、中日)は全くの別人なのです。
3回もエラーがらみで失点。渡邊勇は4回5失点で降板。代わった佐藤、田村も失点を重ね8回までに10失点。あーこりゃ今日はダメな日だ。
そして8回裏攻撃開始、出ました。
『気合を入れろライオンズ』コール
昨年はあまりにふがいない戦いを繰り広げるライオンズに対して多用しすぎたため、「選手だって気合は入ってるだろ」と物議をかもしたコール。今年の戦いぶりでごくまれにあるこういう試合展開に使うのはまあありかなと… このコールを機により西武外野席のボルテージが上がったが、その声もむなしく1-10のまま敗戦。ついに借金生活に突入。
日本ハムの充実した左右のバランスもとれた打線を見ると、この打線とガチに打ち合って上に行くのはちょっと難しい印象を持った。そもそも打線はロッテが貧打に陥り、チーム打率こそロッテを上回るが、得点数ではロッテを下回っている。リーグ一の貧打線というのは昨年と何ら変わっていないのだ。
今年の健闘で「ライオンズは無事再生された」とか勘違いするとまた痛い目に遭いますよ。今度は投手陣で高橋光成、平良、今井は数年のうちに(海外挑戦で)いなくなるだろうし。まだまだチーム再建の道は険しいです。

あまりいいことのなかった試合ですが、とりあえず恒例のフィールドウォーク(グラウンド)はして帰ってきました。暑さでやっぱり西武ドームはしんどいし、明日は別のところで別の試合を見に行こうかなあ…
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