
すみません。今日はオイシックス100%みたいな記事にならんかったです。いろいろ気持ち的にぐっと来た部分もあるので… ご笑覧ください

読者の皆様は『片栗中中』という言葉をご存じだろうか、これは
2008年日本シリーズで巨人を倒した西武の1~4番
・片岡易之(25歳早生まれ)←当時
・栗山巧(25歳)
・中島裕之(26歳)
・中村剛也(25歳)
の頭文字をとって呼ばれたものである。
いやこの20代半ば、これから選手生活のピークを迎える主力4人で日本一を勝ち取ったわけです。そら西武ファンが「この先10年は戦える」と夢と希望にあふれるわけですよ。
結果は皆様ご存じの通り、4人で10年戦えなかった。二人はチームから離れて、二人は残って、それでも18,19年は連覇なんかしたりして、さらにファン一人一人の来し方を重ね合わせてしまうと、「人生いろいろあったなあ…」と感慨にふけってしまうわけです。
そして今年、西武の東京ドーム主催試合は「片栗中中」を前面に出して開催。これはまあ今シーズン開幕前に現役引退を表明した中島への球団なりの引退セレモニーでしょう。にもかかわらず、7/7に中村が一軍登録を抹消。栗山も5/15に抹消されたままとあって、この試合に片栗中中がそろわない事態となった。
チームはまだ優勝をあきらめる時期でもなく、あくまで一軍戦力として使えるか使えないか、一切の忖度なく判断した現場を支持したい。そんな状態で西武ファームは新潟にやってきた。中村は帯同していないようだが、この大選手二人の現役生活を賭けた夏が始まる。

さて試合。勝敗こそ結果が出てないが打線好調の我らがオイシックス。今日も打線が火を噴く。
1点先行された2回裏。四球安打の後8番中澤、相手一塁の猛チャージの前にバント2回失敗して強攻に切り替え、これが功を奏してレフト線に落ちる二塁打でまず同点。藤原も一二塁間を破って逆転、併殺の間に3点目、知念の投手強襲できっちり残った走者をかえして4-1、今日もいい感じの逆転シーンでした。先発は6月月間MVPに輝いた能登とあって勝利は堅いと思ったが…
小刻みに点を返され、それでも能登も踏ん張って4-3でむかえた6回表。1死から3連打を浴び同点に追いつかれる。平沢平沼と左が続くところで伊禮にスイッチするが、平沢に勝ち越しとなるライト前ヒット、平沼にはライトへ犠牲フライ。右大砲の村田に対して右の西村を送るがライト頭上を破る2塁打を打たれ一挙4失点。4-7とされる。
7回からは牧野を送って反撃に期待。7,8回は抑えてくるが9回につかまって合計10失点。打線もそこそこ塁を賑わすも3回以降得点できずに4-10で敗戦。中盤にもう一点取れていればとか、チャンスが膨らむ前の併殺打がなければ… といったifが多いゲームだった。
ただ依然好調の7番園部。9番藤原も3安打と下位打線が好調で、まだ取られても取り返す展開は期待できそう。
また西武に話題を戻すと、栗山は5番DHで先発出場。第1打席左中間を破る二塁打。3打席目も技ありでレフト前に落とす一打。ここでお役御免。今日に関しては3-2と結果を出したが、今日出てる左打者平沢、平沼、蛭間らをぶっちぎるくらいの数字を残さないと、昇格させるのは守るポジションがあって将来もある彼らという判断にはなるだろうな… という印象を持った。
今日もスタンドには西武ファンが来ていて栗山には当たり前だが栗山の応援歌、若手ホープの齋藤に中島、片岡の応援歌が流用されていて、その辺含めてなんか感傷的になった試合でした。
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