25/6/8(日) オイシックス-巨人(エコスタ) 連日約5千観衆の前で巨人撃破

本日も入場者数4,796人。実質これ5000人と言っていいんじゃないですか？ 何ならオイシックスの選手スタッフ、巨人の選手スタッフ、球団の皆様、角上売店の皆様、放送関係者、アルファ君この辺まで全部カウントしちゃいましょう。

冗談はさておき、連日大観衆の前で巨人を相手に接戦を勝ち切る。もちろん勝負は時の運でもありますが、一方球団のこれからにおいてターニングポイントをめでたく乗り越えたなという気もします。

本日は日本文理高校とのコラボ応援。試合前にグラウンドで演奏＆フラッグ演技披露。

1勝1敗で迎えた第3戦。われらがオイシックスはエース能登を立てて勝ち越しを狙う。初回は7球で三者凡退、二回はボール先行で満塁にしてしまうが何とかゼロで2回まで抑えてくる。まずは先制点で援護したいところ。

2回裏。5番中山のポール際への一打は切れなければ飛距離は十分。そのまま切れずに左翼スタンドに着弾し待望の先制点。能登は最小リードをエースの矜持を胸に0を重ねていく。4回1死三塁のピンチにはギアを上げ、7番山瀬のバットをへし折って二塁小飛球、8番萩尾を三振に取り得点を許さない。

6回裏。二死で一塁に陽を置き、中山の打球は左中間フェンス直撃。陽が一塁から長駆生還して待望の追加点。能登は7回をちょうど100球で投げぬき、これでお役御免。後は目黒上村のリレーかと思ったが、裏の攻撃中に能登がダウンではなく、かなり強めの球でキャッチボールをしているのが見えた。これは8回も行くの？

そのまま8回も続投した能登はいきなり連打で同点の走者まで出すピンチに。坂本に代打ティマ。うーん、これ切り抜けたら岡田、三塚と左が続くので目黒？ティマを併殺打という最上の結果に仕留めて二死三塁。勝さん出てくる。投手交代。出てきたのは伊禮。なるほどそう来ましたか。

ワシが思ったのは

・能登は7回100球だが、8回を10球そこそこで終わらせたらなんとか完封まで行かせたい？
・目黒は週の最終日だし、行っても二連投で終わるから行けなかったわけでもないが、コンディションもあるしまあ連投自体なるべく避けたい？
・伊禮もこういう僅差リードの局面で使えるオプションに加えたい。

この辺考えての伊禮投入だったのかなと。左二人が続いて、二人で1つアウトを取ればよく、最悪このランナーを返しちゃって1点差にされても構わないという楽な局面まで持ち込んでいたので、伊禮も余裕をもって岡田を打ち取りチェンジ。9回は上村が締めて零封。カード勝ち越しを飾った。

うちに帰ってSNSを見ると本日6/8は伊禮投手誕生日とのこと。あぁ…そういう背景もあっての起用もあったかもしれないのね。8回は三者凡退しない限り左の岡田三塚に廻るのでそこで伊禮にスイッチ、ここまであらかじめ決めていた？

シーズン長い中、選手のモチベーションを上げる意味で、こういう情的な起用も割とありだと思います。仮に8回が三凡で終わってしまって、9回頭に一人だけ伊禮というのはさすがに情側に振れすぎかな。まあ仮定は仮定でしかなく、逆にティマまで出してしまって無死満塁とかいうとんでもない局面で登場という事態になるかもしれず、そこは今日の勝さんの勝負勘の冴えを称えたいと思います。