千葉、弟宅訪問の最終日。
スポーツ観戦を離れていきたいところ、見たいものもいろいろあるが、もうここまで来たら4日間全部スポーツ観戦というのも悪くないのかなと…
というわけで今日は神宮球場で大学野球・東京六大学リーグ戦を観戦。
大学野球の試合方式は連盟によって様々だが、六大学は原則土日に二連戦。どちらかが連勝すれば勝ち点1を得て対戦終了となるが、1勝1敗あるいは1勝1分けと星を分けた場合月曜以降に3回戦を行い、どちらかが2勝するまで対戦を続ける。最終順位は勝ち点順、勝ち点で並んだ場合は勝率順。勝ち点、勝率で1位が並んだ場合は、一試合の優勝決定戦を実施。
で、今週末の対戦は早稲田-法政が1勝1敗、慶應-明治が明治の1勝1分けと、ともに決着がついていないため、月曜日の今日3回戦が行われる。

試合は序盤から早稲田が押しまくる。
2回表、3四球で得た満塁のチャンスに2番渋谷が先制のタイムリー。3回も先頭の4番寺尾が二塁打、続く前田は三振に倒れたものの、ここで法政は先発野崎を諦め、二番手槙野へスイッチ。今日ですべてが決まる3回戦なので早め早めの交代はやむを得ない。しかし槙野も制球が安定せず連続四球のあと8番吉田の犠飛で3点目を奪われる。3回も走者を置いて4番寺尾に2ランを浴び、5-0と大きくリードされてしまった。
法政もここから反撃を試みるが、いかんせんリードされているので選手交代がどうにも先手先手で行えない。投手を打席に立たせること2回。逆に投手に代打を送って、強制的に投手交代になること2回。
大学野球で4人も5人も投手をマウンドに送って全部いい投手というのは難しく、代えれば代えるほど失点のリスクは高まる。3番手4番手は何とか無失点で抑えてきたが、9回表の5番手投手が捕まり2失点。これがダメ押しとなって7-2で早稲田勝利。2勝1敗として勝ち点獲得。シーズン通算でも4勝1敗で2つ目の勝ち点を獲得した。
法政は序盤に大きくリードされ選手交代が後手後手になってたというのもあるが、なによりも13個も四球出してたら勝つのは難しい。

早稲田小宮山監督(ロッテ、横浜他)に

法政大島監督(近鉄、オリックス他) ともに背番号30(六大学の監督背番号)
ともにプロの世界で長く第一線で活躍したOBが監督を務めている。ついでに言うと早稲田の打撃コーチは元西武の金森、法政の助監督も元近鉄の高村。今やプロもアマもないんだ、とまとめたいところですが後任がまたアマチュア出身のOBになったりするので、なかなか断言も難しい。(結局大学本体の教職員雇用の中で指導者はどのような雇用形態になるのか、という問題に帰結するらしいです)

神宮球場はポンタシートの契約が終了し、伊藤忠シートに代わっていました。伊藤忠→伊藤チュー→ネズミ?
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