「損保ジャパン HIKESHI賞」設立

「損保ジャパン HIKESHI賞」を設立~ | NPB.jp 日本野球機構

2026年度レギュラーシーズンより、公式戦において優れた活躍を見せた救援投手を表彰する新たな年間表彰「損保ジャパン HIKESHI賞(ひけししょう)」を設立いたします。

同社の前身「安田火災海上保険」は81年~02年までファイアマン賞として救援投手を表彰していました。それが復活した形。

ただ当時の表彰対象ポイントは(救援勝利+セーブ)×2-救援敗戦。当時NPBから正式タイトルとして制定されていた最優秀救援投手を再表彰しているだけでした。

現在はリーグで一番セーブを挙げた投手を「最多セーブ投手(セーブ王)」として表彰しています。それ以前(~04年まで)、救援勝利+セーブ=セーブポイント(SP)としてリーグで一番SPが多い投手を「最優秀救援投手」として表彰

なのでセーブは一番多くても、救援勝利数を合わせると最優秀救援を受賞できないケースもままありました。

ところが今回はなかなか難しい計算ポイントを用いて合計ポイントを算出して表彰するようです。

◆計算式

  HIKESHIポイント=(A)-(B)-(C)

(A)走者状況に応じて重みづけされた獲得アウト価値

  1アウト獲得につき1ポイント、さらに前任投手が残した走者がいる場合は加算あり。
一塁に走者がいれば1ポイント、二塁は2ポイント、三塁は3ポイントが加算される。
※前任投手が残した走者のみ対象とする(自身が出塁させた走者は対象外)

(B)2×自身が出塁させた走者の数
※併殺崩れで走者入れ替わりによる打者走者の出塁は含まない

(C)4×登板中に許した得点
※前任投手が残した走者の得点を含む

補足説明
・救援投手(先発投手以外)を対象とする。
・ダブルプレー(トリプルプレー)発生時は、アウトを2回(3回)獲得したものとして扱う
・複数の投手が同ポイントで並んだ場合は、下記の成績にしたがって表彰者を決定する
(A)の数が多い順
(B)の数が少ない順
(C)の数が少ない順

この計算式だと1イニング頭から出て行って3者凡退無失点で抑えても3ポイントに過ぎませんが、無死満塁で出て行って無失点で抑えると3アウト(3ポイント)+加算ポイント(満塁なので6→これは1アウトごとに加算してくれるの? 一登板で一回だけ加算されるのか? 前者だと18、後者だと6)で、9ポイントか21ポイント。これもしかして後者だとするとウハウハじゃないですか。

まあそういう局面で出ていく投手は、実は同じくらいピンチで打たれてて、無死満塁からいきなり2点打を打たれると

  (A) 3(3アウト)+前の投手が残した走者が二塁に進塁すると仮定して)
  (B) -2(出塁1)
  (C) -8(2失点)=-1

一気にマイナスになってしまうわけです。さらにもう一本ヒット打たれてもう一点取られると出塁-2,失点-4さらに減算され-7。これが前の投手の走者全部返しちゃって自分の自責は0の状態。

現代の野球において継投はほぼ回あたまから行って1イニング投げて交代。なので(A)の走者加点ポイントはあまりあてにせず固定で3。あとは(B)(C)をなるべく減らす。要は走者を出さない、点を許さないことがこの賞には肝要なのかな。

なので劇的なリリーフを何度かしてポイント荒稼ぎみたいな投手よりも、一年間安定して絶対的な登板をする例えば阪神及川、石井智、中日松山、巨人マルティネスみたいなスーパーリリーフがコツコツポイントを稼いで受賞するのかなあ…と予想します。

さて一年後の結果に期待。

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