
今季最後の花火ナイト(supported by ナミックスさん)
合わせて元Whiteberryボーカルの前田有嬉さんが特別出演、代表曲「夏祭り」歌唱

とっくにおっさんのワシにとっては夏の終わりとはただの季節区切りだけではなく、人生の終わりに向かってることも意識させられるとても悲しい時期です。
年齢的にはもう夏の終わりというか秋にずっぽしハマってると思いますが…
この「夏祭り」や、Zoneの「secret base~君がくれたもの」とかも当時聴いた時と、今と感性が全く違うのですごい沁みる。

始球式はNSTの長谷川珠子アナウンサー。背番号は局番から8(UXの時と一緒やね)。この後もスタンド内で収録に大忙しでした。

初戦を落として迎えた第2戦。一つ取ればと口では簡単にいうもののそんな生易しいものではないとわかっている。そして今日もとても苦しいヒリヒリする試合となりました。
初回二回と得点圏に走者を送りながら無得点。そこからこんなにホームが遠くなるとは…
先発小林珠維は先週巨人戦以来の中6日。巨人戦よりも制球が安定している。3回先頭西村に二塁打を打たれるも、続くモイセエフの遊ゴロを藤原がうまくさばいて三塁に進塁させない。6回まで散発3安打無四球80球。さてこれはどこまでいくか。その前にまず点を取って援護したい。
6回裏。先頭園部が一二塁間を破って出塁。続く大川は痛烈なライナーをレフト線へ。(よしこれで無死二三塁。後続で絶対点が入る)と思った瞬間(一瞬目を切りました)、なぜか園部が三塁でタッチアウトになっている。ワンナウト。そして大川も二塁…ではなく一塁にいる。えええ、そんなに痛烈で跳ね返りがよかったとか? 後続も倒れてこの回無得点。
7回表も小林珠は続投。7回まで行くのは7/13西武戦以来。先頭の4番澤井に二塁打を打たれるも、後続を2三振と力でねじ伏せ得点を許さない。小林も6月以降ローテに定着し、好投も多く、オフに何かがあるかもしれないと期待が持てるようなピッチングでした。8回牧野、9回上村といつも通り押さえ、あとは一点取るだけですよ~。
7回裏。一死から8番片山レフト線へ2ベース。9番小西の打球は一塁線、一塁根岸がはじきながらも押さえて二死三塁に変わるも得点ならず。
8回も二死から大川がセンターオーバー二塁打。ここもホームへ返せず。
そして9回裏。先頭知念がきれいにセンター前にはじき返すと藤原が送り、代打は好調の中山。顔で四球を取り一二塁。代打田中俊太。ここで思い出すのが昨年DeNA戦でのサヨナラヒット。頭の中ではきれいに二塁頭上を越えるライナーをイメージ。期待に応えショート横を抜くセンター前。さすがにこれは二走もスタート切れずに満塁。一死満塁。あとはバットに当てて前に転がすだけで何かが起こる。起きる。
打順は1番に戻って坂口、本日はすでに二安打。初球から振っていってファウル。いいよいいよ。二球目やや強めの打球が転がったがセカンド正面。本塁封殺となって二死満塁。左右どっちかズレてれば何かが起きてたであろう惜しい打球だった。漆原もよく選んで3-1。一球待って3-2。最後の一球はきっちり打って決めるべく振って… 空振り三振。惜しかった。二人とも自分で決めるべく振りに行ってるし、後は紙一重とか時の運みたいなもの。(漆原の3-1からの一球はサインで「待て」かもしれないので言及を避ける)
タイブレークとなって出てきたのは宮里。ここも小林を7回まで引っ張った意味が出てくる。

ちなみに11回までTBが延びたら誰かな? 小林慶は昨日投げたばかりだし、目黒も復帰即で出す場面としてはきびしい。打者の左右に応じて伊禮と西村をつなぐかな…
と考えていたのですが、なんか今日は10回で打ち切りだったらしいですね。根拠となる内規を知らんのですが…
宮里は代打松本直を速球でバント失敗させ、強攻に切り替えると二ゴロ併殺。うーん、これは誰が何と言おうとサヨナラ勝ちの前フリだよ。7番西村にも155キロ、156キロ連発。4球目も156キロ。これを打者西村は平然とライト前にはじき返した。
宮里は/20の巨人戦でも長野に155キロをライト前にはじき返されており、「衰えは出ているものの元超一流」どころか「一軍入りを目指す期待の星」クラスでも155~156キロってのは今の野球では無敵ではないんだなあ… これに落ちる球か緩急を磨いて、というのが宮里の来年以降の課題ですね。
それでもビハインドはわずか一点。追いつくのも逆転も全然可能。打順よく3番園部から。ヤクルトは投手代わって左腕の長谷川。定石通り送りに出るも投手正面に強く転がってしまい三封。うーん、結果論、結果論なんだけど園部大川と右が続いて後続も高山知念と続く。送って宝くじを3枚→2枚に減らすよりも、宝くじ3枚で勝負って手もなくはなかったんじゃ… という気持ちも。
高山の内野安打で二死満塁と逆転機までは作るも、知念が4ゴロに倒れてゲームセット。連日連夜スリリングな試合だったがあえなく連敗となった。明日に期待。

ワシはこの時期に単なる一試合の勝ち負けだけじゃなくて、順位争いまで含めて(それがたとえ「イースタンの天保山(笑)」といわれようと)きわどい試合を観戦できるのは、とても楽しいことだと思います。どんな試合が好きかってのは人それぞれで、投打噛みあっての完勝みたいなのが好きな人もいれば、ワシみたいに喜怒哀楽、感情がぶれて動きまくるこういうゲームが好きな人もいるでしょう。最終的には命まで取られるわけでなしで何とか意識は保ってるのですが
(追記)
翌9/17(木)、ヤクルトに8-1で勝利を収め、目論見通り3連戦のうち1つを取り、Mは6になりました。さああとは悲願に向かってラストスパート。

モイセエフ・ニキータ選手。両親ともロシア人のロシア国籍。在住5年で日本の学校卒業なので、外国人枠でなくドラフトにかかる。ロシア人のプロ野球選手といえば、知る限りあの伝説の大投手ヴィクトル・スタルヒン投手以来で、歴史派プロ野球ファンなワシとしては気になる選手です。
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