25/8/20(水) オイシックス●4-13巨人(エコスタ) 連敗止められず ファーム参戦後最多8連敗

昨日(8/19)の負けでチームは今季最多をさらに更新する7連敗。

昨年の最多連敗は9/10~9/18にかけての7。今日負けたらNPB参戦以来最多となる8連敗になってしまう。最下位脱出のためにも何とかこの辺で止めたいところ。

さて、それじゃあ連敗を止める今日の先発は誰かなとアップを始めた投手を見ると背番号45。お、高野? 背番号45=高野というのは当然頭に入っていましたが、やっぱ二度見して、さらに名鑑まで確認しちゃいました。当然オイシ入団以来の初先発。意外っちゃあ意外ですが、先発投手陣がこんな状況ですし、ありっちゃありくらいの感想。昨日の安城には5回3失点を期待しましたが、今日は3回3失点くらいでしのいでくれれば…

その高野、初回は3人ランナーを出して二死満塁まで来るも、岡田をセカンド正面ライナーで切り抜けてくる。2回は三者凡退。3回も一死一二塁にするも4番ティマの打球は三塁正面。5・5-3の併殺になって3回をゼロで切り抜けてくる。これは期待以上に上々の立ち上がり。

一方我らがオイシックス打線、何らかのテコ入れは必要だなと思っていたが、巨人先発が右変則の高橋礼ということでスタメンに8人左打者を並べてきた。これは向こうからわかりやすいテコ入れ策を提示してくれたなあ… いっそ捕手も山田和にして9人全員左という悪ノリもありかなと思ったのだが、さすがに高野をリードするには片山が適任だろう。(そもそも山田和はケガでベンチ外れていたようで)

この対処療法打線がズバリ当たって、初回先頭藤原が高いバウンドのショート内野安打で出塁。続く久々スタメンの田中俊太、高山と連続タイムリー2塁打。いきなりの先制攻撃に湧き上がる一塁スタンド。さらに一死一三塁から坂口の同じく高くバウンドした一塁ゴロがティマのグラブを弾いて内野安打。高野にいきなり3点をプレゼント。

次に上位打線に廻ってきた3回も、一死満塁として坂口がきっちりセンターに犠飛を打ち上げ、4-0。連敗脱出に向かっていい流れ。後はいかに逃げれるかといった感じ。

高野は4回もマウンドに登り、岡田浅野の長短打でまず1失点。それでも8番笹原を打ち取って二死一塁までこぎ着ける。次の山瀬を打ち取ればちょうど4回、打者二順。これで交代かなと予想したが、山瀬安打、トップに戻って石塚タイムリー4-2。ヒットの間に判断よく走られ二死二三塁。一打同点まで来てしまったが、勝さんそれでも続投。浦田は打ち取って2失点で切り抜ける。

しろねこ
しろねこ

流れが悪ければここで一気に同点までされて続投が裏目となるはず、だから流れは絶対にこっち来てる。

5回南波、6回鈴木と投入しそれぞれ無失点。5回は先頭吉川を安打で出したものの、4番ティマの痛烈な打球はセカンド正面。併殺打となって一転二死走者なしに。この辺で当然、宮里-牧野-上村という勝ちパターンは見えてて、なんなら鈴木も南波も勝ちパターンで使ってもいけるんじゃねくらいの余裕をもって見ていたわけです。

7回表宮里。移籍後4試合目の登板。今日は154キロまで出してきた。二死一塁から宇都宮に四球。代打長野。長野にも154キロを出して1-1からの第3球。155キロのストレートを長野は難なくライト前にはじき返す。二走かえって4-3、ついに一点差まで詰められた。宮里→伊禮にスイッチ。今日は球速はあったが、カウント3-0を二度するなど、やや制球が苦しかった。それでも146~8キロくらいのやや制御したストレートで容易にカウントは取れて悪いなりにはと思っていたのですが。やっぱ超一流は衰えたりといえど、155キロでも打つもんだなあ…

巨人戦でピンチに伊禮登板というと6/8(日)の巨人戦を思い出します。あの時は2点差で二死三塁、打順が岡田三塚。今日はよりシビアに1点差で二死一二塁、打順が入れ替わって三塚岡田。それでも二人で一つアウトが取れれば精神で三塚を打ち取ってくる。さああとは牧野上村。

8回表牧野。先頭の岡田の4球目に150キロを記録。いよいよ150キロまで乗せてきましたよ。岡田をまず三振。続く浅野にも150を見せた後、一転抜いて泳がせてレフトフライ。オコエにも150キロ連発、4球目は151キロまで上げてファウル。

しろねこ
しろねこ

正直ここまでは勝ちを微塵とも疑ってなかったわけですよ。むしろ意識はもっと余裕をもって「左で150キロ出てこのくらいの制球力があれば、どこもまあリストアップくらいはするだろ。後はチーム事情と年齢(今年が大卒4年目26歳の学年)をどう評価するかな~」あたりにいってたわけです。

2-2からの5球目。だいたいこれまでと変わらないくらいの速球。ヨシと思った瞬間、オコエのバットが一閃大飛球がライトにとんだ。切れてほしい願いもむなしく、ライトポール直撃の同点ホームラン。九分九厘とは言えないが85%くらい描けていた勝利のシナリオが白紙に戻る。

この後は大差がつきましたが、本当に紙一重でした。具体的には10回表タイブレーク、一死二三塁から投手小林慶、打者岡田。カウント2-2から空振り三振を取りに行くフォーク二球。ここをギリギリ見極めての四球。一点もやれない、走者も三塁にいて(フォークを叩きつけて)暴投もできない、という局面でのギリギリのせめぎあいでした。

結果は負けであったが、今日は特に7~10回あたりの守りのドキドキ感というかスリリング感は、野球観戦のだいご味を味わえた。今シーズン終わったらまとめで今季観戦試合ベスト7とか10くらいまで出してみたいが、これは負け試合、それもスコアだけ見たらぼろ負けですが、それでも多分入ると思います。

昨日のジャビット出演に続いて、今日はダンスチーム「ヴィーナス」が出演。そのうち12球団の中でどことコラボしたかみたいなのを調べて考察してみたい。

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