山形への行き帰りの道中とか、球場の探訪記とかはまたおいおいと


いきなり3点を追いかける形になった我らがオイシックス。初回一死一二塁、四回は先頭の知念がライト前安打、五回も二死から小西、藤原の連打と塁を賑わすが、その後の得点打が出ない。
まあそのうち捕まえるだろ、あるいは暑いし5回ぐらいで代わるから、後の投手を捕まえて… みたいな展開を読んでいたが、楽天古賀がそのまま続投。さらに6,7,8回はリズムに乗って3人ずつで乗り切ってしまう。
このまま育成選手に完投を許してしまうのか、と思われた9回表、ようやく打線に火が着いた。一死から知念がセンター前、大川四球後、中山もセンター前に運んで一死満塁。同点のランナーまで出ました。
ここで楽天ベンチもようやく古賀を諦め、同じく左腕の泰にスイッチ。泰は上村の24Sを上回る26Sを挙げリーグトップ。永澤がセンターへ打ち上げまず一点返す。中澤に代打浅井。走者二人残して一発でれば逆転、風もライト方面に吹いている。奇跡の一発を期待したが、ここは左に軽打。大川帰って2-3。一点差に詰め寄りようやく盛り上がるオイシックス側スタンド。さらに同点逆転まで希望は膨らむが小西の打球は一塁フェンスギリギリで取られ反撃もここまで。
園部(ケガ?)も陽も本遠征には帯同してないから、右代打の駒が一枚もいなかった。本当なら永澤のところから二枚代打を送りたかったところだが、浅井の他に左対左でそこまで期待が持てる選手はおらんねえ。
投手は先発能登が初回に3点失い二回で降板してしまうも、以後南波‐宮里‐鈴木-今井‐小林慶とつぎ込み、追加点許さずに反撃につなげるピッチング。
ソフトバンクから加入の宮里が初登板。最速148キロで三者凡退の上々のデビュー。もうちょいギア上げると150乗るのかな? あるいはこの球場のスピードガンの問題? 印象的だったのは二人目辰見の場面で2-0から、一個ファウル打たせて、次に緩い球でポンとストライクを取り(スポナビによると118キロスライダー)実に簡単な感じで2-2の並行カウントに戻した場面。あぁ…こんな感じであっさり不利なカウントからイーブンに持ち込めるのね、みたいな感想。150キロ連発のパワーピッチャーではないが、140後半出てストライク取るのに苦戦しないピッチャーってうちにあまりいないよね。次の登板および起用法に期待。
もう一人7回に登板の今井も三人走者出して抑えてきたが、死球出して一死満塁にした後、カウント2-0。死球でコントロール利かなくなって、もうこれ押し出しで追加点でダメ押しかなというギリギリから踏ん張って無失点で戻ってきた。これも拍手。

そして山形県野球場といえば、ワシらくらいのおっさんにとってこの記録が達成された球場なのであります。その辺含めてそのうち書きたい。
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