やきゅう神社でオイシックスの祈願をしてきた話


埼玉は東松山市にやきゅう稲荷神社という神社がある。
箭弓稲荷神社 国指定重要文化財(公式サイト) 以下成り立ち要約

平安時代の中頃、下総の国(千葉県と茨城県の一部)の城主平忠常が謀反を起こし、川越まで押し寄せてきました。

朝廷は、武門の誉れ高き武将源頼信を忠常追討の任に当たらせ、当地野久(やく)ヶ原に本陣を張り、頼信が戦勝祈願をしたところ、明け行く空に箭(矢)の形をした白雲がにわかに現れ、その箭は敵を射るかのように飛んで行きました。

頼信は、これぞ神のご加護と奮いたち、自ら先頭に立ち敵陣に攻め入ると、頼信軍が勝利しました。

帰陣した頼信は、ただちに野久稲荷に戦勝報告を済ませると、この勝利はご神威、ご神徳によるものだとして、ご社殿の建て替えを寄進するとともに、野久稲荷を箭弓稲荷と改めて呼ぶようにと里人に命じたのでした。

本来の神様としてはお稲荷様だから商売繁盛、箭弓も本来ならば弓矢だから勝負とか弓道の神様なんだろうが、その読み一つで「野球の神様」として広く世間に?(少なくとも埼玉西部あたりに)知られている。

というわけでワシも時間ができたので一度行ってみることにした。

東京・池袋から東武東上線の急行で約1時間。川越からは約30分で東松山駅に到着。立派なレンガ造りの駅舎とは反対側の出口に出る

ものの数分も行かないうちに神社の鳥居に

何の変哲もないいたって普通の神社だなあ… と思って絵馬掛けを見るとびっくり、ほぼ9割方野球に関する願い事だ。さらに詳しく見て行くと、本人あるいは家族のプレーないしチームに関する願い事はほとんどで「贔屓が勝ちますように」みたいなのは少ない。まあそういう願いなら球団が必勝祈願した神社か、チームの本拠地で一番有名な神社あたりに行くんだろう。たまーにこの神社本来の神様である弓道に関する願いもある。

というわけでワシも祈願してきました。「一人でも行けますように」だと一人いけばいいや、とも取られかねないので、ここは「一人でも多く」にしておけばよかったなあ… 恐らくだが、ここにオイシックス関連の願い事が掛けられたのは初めてだろう。ご利益やいかに。(マジで叶ったら来年はお礼参りとまた新たなお願いしに行こう)

参拝のヒント

クルマ:東松山ICからすぐ
電車:池袋から1時間と聞くと怯むかもしれませんが、川越も経由するので、始発の新幹線で出れば川越着8:40頃。2時間もあれば十分行って帰ってこれるので、川越11時ならベルーナの13時試合開始には間に合う計算。

いずれにせよベルーナに絡めてって感じが行きやすいかなと


おまけ

MLBが日本12選手のマンホールを出身地に設置、というニュースをご覧になったからもいるだろう。この箭弓神社にもヌートバー選手のマンホールが設置されている。なんで?ここ? みたいな疑問はもっともで、『ヌートバー選手はアメリカ出身ですが、母・久美子さんが東松山市出身で祖父母が東松山市に住んでいます。』とのこと

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