年に一度の西武ドーム詣で。
Xのアカウント名とかサイトのドメイン名でご推察がつくように、ワシは40年来の西武ファンである。本来「猫」あるいは「白猫」というのは「獅子」の蔑称なのだが、蔑称の割にはただ弱っちいだけでかわいいのでネットネームとして使わせてもらってます。
ワシが新潟に移り住み、オイシが二軍に参戦し、すっかり観戦はオイシ一本やりになってしまった。それでも年に一回くらいは心のふるさとに帰って懐かしさを感じたい。

平日の試合開始1時間前だというのにごった返す球場前駅。

平日なのに今日もたくさん入ったねえ… 昔の平日試合などガラガラで隣にだれか座ってくるなど考えられず、実質荷物席と化していた。今日も前売りの段階で自分の隣席は販売済み。実際、試合途中からやってきた。

本日は福岡からソフトバンクのマスコットと、チアリーディングチームも来場。西武マスコットの「ライナ」と絡む

先発は西武:高橋光成-ソフトバンク:大関
初回。高橋は順調に二死を取るも、3番栗原の打球はセンターへ。これが思ったよりも伸びて、バックスクリーン横にフラフラと入ってしまう。ソフトバンク先制。
西武は2回裏。カナリオ、岸の連打で無死一三塁。一死後、7番古賀がレフトに打ち上げ同点。さらにランナー残って8番西川がセカンド横を破るライナーで2-1と逆転。お互い取り合う展開。
今度はソフトバンクが逆襲。3回表安打二つで一死一二塁。2番近藤の内野ゴロで走者進んで二死二三塁。ここで打者は1回に先制本塁打の栗原。高橋投げにくそうかストレートの四球。4番柳田にも3-0としてしまい押し出しのピンチ。しかしここで高橋のギアが入った。まず153キロまっすぐで1ストライクを取り、続いてフォークの連投で柳田を空振り三振。最大のピンチを脱して高橋が吠えた。
これで高橋のスイッチが入って、残り6イニングを無走者に抑えたわけなんですが、最後のヤマはあとで。
4回に岸の犠飛で一点追加。もう一点欲しい西武は7回裏に一死一二塁の絶好のチャンス。


ここで告げられたのが代打栗山。一軍昇格以来初のベルーナでの打席。大声援が栗山に送られる。「西武ドームは年一回の楽しみ」とワシが決めている以上、これがワシの目の前では現役最後の打席となるんだろうな。しっかり目に焼き付けておこう。
栗山の打席も終わり、残り2回。高橋の投球数は7回終わって99球。行けてもう1回か。8回表もサクッと三凡に切り抜け113球、さていよいよ9回はどうするんだろう…
9回は打順よく2番近藤から。ブルペンは特に誰もやってない。今年の西武ブルペンでは新人・岩城が抑えを務めているもののやや荷が重い局面か? 8回裏の攻撃も終わり、どうやらそのまま高橋がマウンドに行くようだ。球場内暗転して完投に向かうエースをスポットライトで照らす演出。
もう113球投げてるとか、敵は好打順とか、もうそんなのは我らのエースには関係ありませんでした。ラストスパートでさらにギアを上げて、9回にして150台連発。まだこんな力が残っているのか! 近藤栗原柳田と三者三振。柳田をフォークで空振り三振に取って、本日二度目の雄たけびをあげる。
昨今は完投などとんでもないという風潮ですが、やはり完投というのはカッコよく、エースの矜持を感じさせます。

今年も勝利して無事「しげる(松崎しげるの歌う球団歌)」を聞けました。昔はそれこそしげるのMVを見せられてるんじゃと思うくらい、しげるを前面に押し出した映像でした。いまは勝利してベンチに引き上げる選手と出迎えるベンチという「選手そのものを映す」形に原点回帰。



コメント