
いや、感想はそこかよ

SNSで作品のパネルなりビジョンが劇場に表示されてて「観に行ってきました」とかよくやるじゃないですか、ここ(イオンシネマ新潟西)はこの作品では一切なく、ただ上映中作品のパンフがファイルに綴じられてるのを撮影
阪神横田選手の人生は多くのプロ野球ファンが知るところで、この度同選手の手記「奇跡のバックホーム」、同じく母まなみさんの手記「栄光のバックホーム」底本として映画化されるという。公開直前の予告編ロングバージョン。
予告を見るだけでかなりグッと来てしまい。これはどうしたもんじゃろうのう。いい年こいたおっさんが人前でズタボロになって泣くのもあまり麗しいものではない。配信まで待つか?
それでもタイミングがあったので劇場に観に行くことにしました。とりあえず劇場でボロボロにならないよう心掛けた3点。
・原作二冊を読み込んでいわゆる「泣きどころ」は把握して備える
書評 #7-1 栄光のバックホーム(中井由梨子) 11/28劇場公開
書評 #7-2 最後のストライク(津田晃代)
・話的には津田と藤井将雄と同じであると言い聞かせる
・いろんな余計なこと考え、話に感情を持っていかれない
わりかし淡々と物語は進む。プロ野球人生が始まる希望から病魔に襲われる絶望、また野球がやれる希望から思うようにプレーできない絶望。ちょっとだけ神様が微笑んでくれた奇跡(いわゆる奇跡のバックホーム)ここまで約1時間。そのあと命の火が燃え尽きるまでの方に長く時間を割いていた。
神様は気まぐれに残酷なことをするなあ… それでも等しく同じ重さの命だし、生きてる限りは日々を大切にみたいなことなんですかね。そうはいっても今日ものんべんだらりと生きてしまってる自分は… みたいな感想です。
それでも感情が持ってかれそうになったシーンはいくつかあって
ホスピス療養となる息子・慎太郎に自分のすべてをささげる覚悟の母・ゆり子。一方父・真之は治療費や生活費のことを考えつい及び腰になってしまう。そんな真之にゆり子が発した一言「あなたはそうやって野球も指導者も全部中途半端で終わって、今度は息子からも中途半端に逃げるの?」
→こっちは一応原作通りなので意識持ってかれずにすむ
将来の主力を誓いあい切磋琢磨した一年先輩の北條史也。ケガもあったりで思うような活躍ができず、後輩にもどんどん抜かれていく。いよいよ最期に近づいた慎太郎を見舞い、(意識がないように思われた)慎太郎に愚痴をこぼす。その時…(以下劇場でご覧ください)
→原作にはない不意打ちで、ワシ的にはここが一番の山かな
事実と原作を丁寧に忠実に映画化した印象。昨今ありがちな過剰演技演出も少なめだったし。

個人的には北條のみならず何人か先輩、後輩選手をキャラクター化して「虎風荘青春記」みたいな改変してもありかなと思ったのですが。まあそれをやるとおこられるのかな。(高山にしても仲間で一緒に花火を眺める背番号9という記号だけで、キャラにすらならんかった)
まあいずれにせよ映画なんかは感情を変にコントロールせず、感情の赴くまま見るのが一番です。



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